王西安老師に学ぶ「推手」1

 どんな状態になっても、一瞬力を抜くことによって相手との立場を逆転することができる。

 相手が力を出してきた時には、力で対抗しないで、力を抜くことによって対抗する。ゆるめるという事と力をなくしてしまうということは違います。

ゆるめる時には、必ずしなければならない原則があります。

つかまれた時にゆるめるということの目的は、ゆるめることで自分が主導になるということです。

 

新年あけましておめでとうございます

新年おめでとうございます。今年は太極道交会の40周年の表演会を開催致します。

各支部長が山口道長を中心に結束して、盛り上げていきたいと思います。

陳式太極拳に興味のある方は、是非一度体験にいらしてください。

他団体に所属されていた方、初心者の方、いずれも大歓迎です。

王西安老師に学ぶ「三三原理」4

ゆっくりした速さでの稽古の時には、気を養い、それを動きに合わせて身体の各部まで運んでいくことにより、気の感覚をつかむことが目的。

 

中くらいの速さの稽古では、内三合と外三合を合わせるのが目的。そして、速く行うのは意念を反応させるための稽古となります。

    太極拳の力は全身をゆるめるという基本が出来てから、身体の中から出てくるものです。稽古を継続して、その力を身体の各部に伝えられるようにしていきます。

 身体をゆるめることが出来る前に力を使ってしまうと、単なるただの力になってしまい太極拳の力を作ることが出来なくなってしまいます。

   しかし、これは言うのは簡単ですが、実際には簡単なことではありません。とにかく実際に身体を動かさなければ出来ないので、正しい方法で継続して稽古を行ってください。

 「錬拳万遍すれば神理自ら現れる」

 もし道理が不明なら、師に習い、信念が揺らぐ時は良友を求めよう

 

 

 

 

 

 

 

本部道場恒例の餅つき

 

今年も新年を迎えるにあたり、千葉県館山の本部道場で恒例の餅つきを行いました。

 

山口道長による読経により、関係者総勢50名による餅つきを、自照庵にて開催致しました。

 

 


開催にあたり山口道長に道交会会員の無病息災を祈願してもらいました。

今年1年の厄払いをして頂き、新年を新たな気持ちで精進していきたいと思います。


山口道長に最初に餅をついてもらいました。

毎年餅のつき方で、日頃の鍛錬の成果がわかるといわれます。

 

 

 

 

私もつかしてもらいました

敬心道場の若手も頑張ってついていました。

 


 前日から木材運び、もち米とぎ等、一生懸命頑張っていました。

お疲れさまでした。来年もきっと良い年になると思います。

 

 

 

 

 

1月の稽古予定

1月11日(木) アーバンプラザ

1月18日(木) アーバンプラザ

1月25日(木) アーバンプラザ

2018年も各自それぞれの目標をもって、しっかりと稽古して行きましょう。

太極道交会 合同表演会

太極道交会の合同表演会が10月1日に開催されました。

敬心道場の表演

 

 

皆さん真剣に表演していました

 

 

 

 

王西安老師の老架一路を表演

 

 

 


私も王西安老師の老架二路を個人表演しました

 

 


山口先生と敬心道場のメンバーで表演後、記念撮影

 

 

王西安大師、横浜港に滞留

9月10日(日)

王西安大師一行7名は、大型船のクルージングで横浜港大さん橋に停留しました。王先生の古くからの御弟子さん達が出迎えて、昔の写真を見たり、会食をして楽しいひと時を過しました。

 

 

 


王西安老師が41歳当時の写真をお渡ししました。

1983年7月に日本に始めて来日した当時の写真

アルバムに秘蔵写真を掲載

 太極道交会が発足して、早いもので間もなく40周年を迎えようとしています。太極道交会を知るためには、山口博永老師がどのような修業をして来た方かを知る必要があると思います。

 今回、師匠に許可を頂き、秘蔵写真をアルバムに掲載しておりますので、是非ご覧ください。

師匠の大陸修業時代(秘蔵写真)6

 

1980年朝日グラフに掲載、山口先生は道元禅師の教えに従い、世に知られずに行じていましたが「隠れた名師」として学びにくる人がいました。

 

太極拳の写真も掲載され、現在の各武術団体の代表になった人も多数学んでいました。

 

 

 

 

1983年山口先生が200部限定で「太極拳六十四式」を出版する。「鄭子太極拳」の理論も掲載されており、私も新宿の紀伊国屋書店で購入した、幻の本です。

 

 

 


1982年3月山口先生は「日本陳家溝太極拳普及協会」を発足。しかし、その後も毎年、陳家溝に訪中し、太極拳を禅の修行のごとく黙々と稽古を続ける。

王西安老師に学ぶ「三三原理」3

太極拳を稽古する場合二つの大きな目的があります。一つは体の全部の関節を開いて伸ばしていくこと。もう一つは、精神の敏捷性を養っていくことです。第一、第二段階では、正確な動作を覚え、形で内気を養っていきます。この段階では套路の稽古を行う場合にも、六分でやったり、八分でやったり、一二分かけて行ったり、いろいろな速さで稽古することが必要です。また架式の高さも、高い、低い、その中間の高さで稽古する必要があります。技撃のために行う場合は、なおさら架式を高い、中間、低い、の高さで稽古しなければなりません。実際の攻防の際に、相手が高い姿勢、あるいは低い姿勢に対して、自分が対応するためです。だから、一定の架式の高さ、一定のスピードだけで稽古するのではなく、いろいろな高さ、速さで稽古することが大切です。