尊敬する先師 山岡鉄舟先生

通称、鉄太郎。剣、禅、書に通じた、幕末・維新の英傑。戊辰戦争時には、15代将軍、徳川慶喜の意を受け、江戸に迫る官軍の陣地を突破し、西郷隆盛と直談判。

「命も、名も、金もいらぬ、始末に困る人」と感嘆させ、西郷・勝会談に先立ち江戸無血開城の合意を成した。維新後は明治天皇の侍従職などを務め、明治二十一年(1888年)没。明治政府の勲功調査では、自らの偉業を主張せず、生涯、無私無欲を貫いた。

鉄舟先生は、剣道を修行することは「その真理の極致に悟入せんことを欲し」「天道の発源を究め」「万物太極の理を究むる」ことを目的とし、そこに精神的な悟りを求めました。

    山岡鉄舟先生が書いた般若心経(方圓所蔵)

王西安老師に学ぶ「推手」2

 


推手の技法としては、打、抓、拿、摔、化の五種類がありますが、これらは単独で用いるのではなく、お互いに連関させながら使用します。

相手に技がかからなかったとしても、何らかの反応を相手に生じさせることができます。その変化を利用して、打つことや、投げることができるかもしれない。つまり、個々の技を相手の反応に応じて千変万化させて用いることが肝要です。


太極拳の化勁は、ただ相手の力を受け流すのが目的ではない。受け流しながら相手の重心をぐらつかせ、体勢を不安定にさせてしまう。そしてすばやく反撃します。

 

 

 

 

 

 

 

 

太極道交会 年間スケジュール

太極接心(春合宿)5月3日(木)~6日(土)

場所・・・伊豆天城道場

指導員養成合宿 6月23日(土)~24日(日)

場所・・・岩井海岸民宿かわな館

太極道交会表演会(40周年)9月30日(日)

場所・・・木更津かずさアーク

 

千日の稽古を鍛とし

萬日の稽古を練とす

生涯、倦まずたゆまず不断の努力を積み重ねてきた宮本武蔵ならではの言葉です

 

太極道交会敬心道場 発足25周年記念

敬心道場は平成5年1月12日に発足して、早いもので今年て25周年を迎えることが出来ました。

 

 新年会には、私と1981年から一緒に稽古してきた旧友の大橋直太さんも参加してくれました。

 

さまざまな職業の方々と一緒に稽古出来て、私自身も弟子たちからいろいろと刺激を受けています。

 


右奥から2番目が旧友の大橋さん、その隣が私です。

昔話しを弟子たちも興味津々で聞いていました。

 これからも王西安大師、山口博永老師から学んできたことを伝えていきたいと思います。

 

太極道交会敬心道場3月の稽古予定

3月 1日(木) アーバンプラザ

3月 8日(木) アーバンプラザ

3月11日(日) 表演会 15時45分

3月15日(木) アーバンプラザ

 

「至誠息むことなし。息まざれば即ち久し。久しければ徴あり。徴あれば悠遠なり」

誠の道を久しく続ければ、必ず大きな効果が表われ、その効果ははるか遠くまで及ぶものだ。

 

太極道交会 敬心道場 2月の稽古予定

2月 1日 (木) アーバンプラザ

2月 8日 (木) アーバンプラザ

2月15日 (木) アーバンプラザ

2月22日 (木) アーバンプラザ

寒い季節ですが、しっかり準備運動をしてから、稽古しましょう。

「継続は力なり」

短い時間でも毎日行いましょう

 

 

太極道交会敬心道場 稽古始め

平成30年1月11日 敬心道場の稽古始め

今年も思い思いの課題をもって、稽古に集中していました。

 

敬心道場は、健康法から武術まで幅広く学ぶことができます。

 

 

冷暖房完備、鏡張りの道場で、自分の套路を確認しながらじっくり学べます。

 

 

休憩時間でも稽古に励む弟子もいます。

 

 

敬心道場に関心のある方、是非一度体験にいらしてください。

王西安老師に学ぶ「推手」1

 どんな状態になっても、一瞬力を抜くことによって相手との立場を逆転することができる。

 相手が力を出してきた時には、力で対抗しないで、力を抜くことによって対抗する。ゆるめるという事と力をなくしてしまうということは違います。

ゆるめる時には、必ずしなければならない原則があります。

つかまれた時にゆるめるということの目的は、ゆるめることで自分が主導になるということです。

 

新年あけましておめでとうございます

新年おめでとうございます。今年は太極道交会の40周年の表演会を開催致します。

各支部長が山口道長を中心に結束して、盛り上げていきたいと思います。

陳式太極拳に興味のある方は、是非一度体験にいらしてください。

他団体に所属されていた方、初心者の方、いずれも大歓迎です。

王西安老師に学ぶ「三三原理」4

ゆっくりした速さでの稽古の時には、気を養い、それを動きに合わせて身体の各部まで運んでいくことにより、気の感覚をつかむことが目的。

 

中くらいの速さの稽古では、内三合と外三合を合わせるのが目的。そして、速く行うのは意念を反応させるための稽古となります。

    太極拳の力は全身をゆるめるという基本が出来てから、身体の中から出てくるものです。稽古を継続して、その力を身体の各部に伝えられるようにしていきます。

 身体をゆるめることが出来る前に力を使ってしまうと、単なるただの力になってしまい太極拳の力を作ることが出来なくなってしまいます。

   しかし、これは言うのは簡単ですが、実際には簡単なことではありません。とにかく実際に身体を動かさなければ出来ないので、正しい方法で継続して稽古を行ってください。

 「錬拳万遍すれば神理自ら現れる」

 もし道理が不明なら、師に習い、信念が揺らぐ時は良友を求めよう