「立禅」との出会い1

                                                                          昨日、書店で「月刊 秘伝」という武道、武術の雑誌を読んでいましたら、大学時代に籍をおいていた極真空手城西支部の山田支部長の記事が掲載されておりましたので、懐かしくなりブログを掲載することにしました。

 記事にも掲載されていましたが、1981年頃から道場に澤井先生がいらしてくださり、私たちも2時間の稽古の終わりに「這」の稽古を行なう様になりました。

 当時の山田道場はとても斬新な稽古法を導入しており、ボクシングのようなスパーリング、蹴りと突きのコンビネーション、アウトローという奥足外側を狙う下段回し蹴り、ウェイトトレーニングなどを取り入れてました。

 のちにこの極真会館の城西支部が「チャンピオン製造工場」の異名を轟かせるとは、このとき思ってもみなかったです。

次回に続く

 

王西安老師に学ぶ「三三原理」1

「三三原理」とは?

 陳式太極拳の稽古において、三つの段階、三種の勁の違い、それぞれの段階に応じた三種類の稽古方法の科学的原理のことをさします。

 初心者は、套路を中心とした「明勁」の稽古から入り、招熟段階といいます、つぎの段階になると気で套路を導くような「暗勁」の稽古になります、この段階を憧勁段階といいます。最終段階はこの両方が自由自在に使える「霊勁」の稽古はいります、この段階を神明段階といいます。これらの段階を必ず順序立てて経ていかなければなりません。

 初心者は招熟段階といって、太極拳を稽古する第一段階で套路をきちんと覚えることをいいます。具体的にいうと陳式太極拳の手法、身法、歩法などの拳術套路の一つ一つの外形動作を正確に覚えて熟練することを指します。

 「明勁」とは初心者にもともと備わる剛質な勁のことであり、套路の動作を通じて外形に表現され、見てとれる外形の段階です。

次回に続く

 

 

本日よりホームページをリニューアルしました

 本日、平成29年7月19日は、私の尊敬する山岡鉄舟先生の130回忌法要にあたります。午前中に谷中全生庵に墓参、法要を済ませ、新たな気持ちでホームページをリニューアルしました。また、今年は山口博永老師に拝師して30年を迎えました。
 今後も初心を忘れずに、粛々と精進してまいりますので宜しくお願い致します。

敬心道場  三浦方圓

「晴れてよし曇りてもよし不二の山 元の姿は変はらざりけり」

                      山岡鉄舟(高歩)