太極道交会 武州敬心道場 (武術研究会)

武州敬心道場で月1回行われる武術研究会も今月で28回目を迎えることが出来ました。

各支部からも毎回10人前後の方が参加しています。用法の稽古も怪我のないように、それぞれのレベルに応じて指導しています。

套路だけの稽古でなく、用法を通じて陰陽の太極の理を学び、眼法・歩法、放松などを理解して、各支部で伝えてもらいたいと思います。

稽古後は、道場2階の懇親会場で、お互いに交流を通じて自他和合を目的に親睦を深めています。

太極道交会 江戸川敬心道場

道友の大橋師範より潭腿十二路を学ぶ

この潭腿十二路は山口道長が台湾の武壇で学んだもので、私が21歳の時に最初に学んだ套路です。

本格的に陳式太極拳を学ぶためにしっかりとした足腰、歩法、身体の張りを作るために20代の頃よく稽古していました。

陳式太極拳で何を学ぶか

 陳式太極拳を学ぶにあたり、最初は健康法でも武術としてでも結構です。また、套路(型)についても老架でも新架でも、混元でも、良いと日頃から指導しています。

 しかし、もっと太極拳を深めていきたいならば、それは「道」であり、「理」である。

 型の中に脈打っているあるもの、それは私たちの言葉で言えば陰陽の変化であり、動静のバランスであり、絶対的というべき「太極理論」ということになります。

 太極拳の時だけでなく、日常の生活においても、この陰陽の理を生かしていくことが、大事である。「道」

 もちろん太極拳においても、理を用いれば、推手の動きは千にも万にも変化できます。これを「千変万化、理帰一」ということばで示している。

 

 太極拳は、数百年に渡り伝わってきた文化、武芸である。

 王西安先生も、よく弓矢を引いて矢を放つとき、どこに的を定めているのかと問われます。

 我々は、「道」と「理」に的を定めて、日々研鑽していきましょう。

太極道交会とはなんぞ

 この会を私なりに解釈するならば、趣味の段階の太極拳でもなく、武術だけの太極拳でもない。各自が太極拳を通じて自分を磨く(自分の人生を真剣に見つめる)大道無門の会だと思う。

 それゆえ、禅僧の山口道長自身も会が大きくなる以上に、各自が自分に向かって日々修行していくことを望んでいます。

 会が大きくなることは望ましいことですが、会員の人たちがグループ呆けしては何にもなりません。今の時世、みな集団をつくって、アタマ数でゆこうとする。

 組織を拡大して金が欲しいというのもグループ呆けなら、有名になりたいというのもグループ呆け、そんなグループ呆けをやめて、自分ぎりの自分(自分自身をよく観察する)ことがこの会の目的だと思う。

 だからこそ、王西安老師も晩年、毎年10年以上に渡り「山口の弟子は、直接私が教える」とおっしゃってくださったのだと思う。

「練拳万遍すれば神理自ら現れる」・・・初心貫徹

 

 

太極道交会敬心道場 9月稽古

9月 7日(木)アーバン

9月14日(木)アーバン

9月21日(木)アーバン

9月28日(木)アーバン

新規会員大募集

暑い日が続いていますが、私たちと一緒に稽古しませんか。現在、江戸川敬心道場では新規会員を募集しています。初心者から経験者まで大歓迎です。

陳式太極拳に興味のある方は、是非一度無料体験ににいらしてください。