太極道交会敬心道場3月稽古

3月 7日(木)アーバン

3月14日(木)アーバン

3月21日(木)都合によりお休み

3月27日(木)アーバン

上記の写真は王西安老師が1995年に来日した際に、御殿場合宿で山口先生と富士山をバックにして撮影した写真です。

2019年に訪中した際に、王西安老師の陳家溝の実家に招待された際、自宅の居間にこの写真が飾ってあり、山口先生も自分が差し上げた写真が飾ってあったので驚いていました。

山口先生は日頃から、王西安老師が稽古の際に毎回、内勁を理解させるため、身体を触らせてくれたのでとても良く理解出来たと事あるごとにおっしゃっています。

私も山口先生が長年に渡り王西安老師に学んできたお陰で、王西安老師から長年に渡り直接学ぶことが出来、本当に沢山の気づきを与えてくださいました。

この御恩に少しでも報いられる様に、今後も王西安老師の教えを多くの方々に伝えていきたいと思います。

合掌

 

道縁は無窮 追悼・王西安大師

 生前、王西安老師は、「私の尊敬する陳照丕老師はとても開放的な方で、私のような異姓の者にもこころよく教えてくれたので、私も師の意思を受け継ぎ、外国人に教えることは自分の任務だとおっしゃっていました。」

 太極道交会との縁は、師匠の山口博永先生が、1975年~79年迄足掛け5年間、台湾の武壇で修行後、1979年に中国大陸に渡り、陳小旺老師・王西安老師に学んだことから始まります。

 私も1982年から山口先生が毎年、訪中して課題を与えられてきた套路・用法等を学ぶようになりました、当初は武壇の潭腿・陳家三十二式、その後、陳小旺老師の新架、王西安老師の老架と学んでいきました。

 1990年代からは、私たちが直接訪中して王西安老師から学ぶことになりました、王西安老師は「山口は昔からの弟子であり、身内の様なものだから、山口の弟子は直接私が教える」と言ってくださり、毎年訪中するたびに、本当に熱心に指導してくれました。

 2019年の訪中が最後になりましたが、王西安老師の晩年に10年以上に渡り、毎年訪中して直接学べたことは、私にとって本当に色々な気づきを与えてくれました。

 最後の稽古の時、王西安老師が私の手を握って「日本に帰ってからも教えたことを絶対に忘れるな、三浦なら骨にまで気を通せる」とおっしゃってくれました。

 私の心の中には、王西安老師の教えは永遠に生き続けています、この道縁を次の世代に引き継いでいける様に、今後も努力精進していきたいと思います。

 

 

訃報 王西安大師がご逝去

2024年2月6日(火曜日)午前10時30分、中国河南省温県にて王西安大師がご逝去致しました。

 長年に渡り王西安老師からいろいろな事を学んできました、とても残念でなりません。

 今後とも王西安老師から学んできたことを、多くの会員に伝えていきたいと思います。

 ご冥福をお祈りいたします。

太極道交会 敬心道場    三浦 方圓