「禅と太極拳」ラジオ放送(山口老師)

先日4月17日(火)に能忍寺の本堂にて、NHKラジオ第2「宗教の時間」の収録が行われました。
収録は、NHKのチーフ・ディレクターが “禅と太極拳” をテーマに、山口道長にインタビューを行う形式で進行し、”どっちに転んでも大丈夫な世界” のお話や、禅僧としての、また、太極拳士としてのご経歴、さらに 『天地同根、万物一体』 の境地についてといった内容でした。
皆さま、是非楽しみにお聞きください。

放送日時は以下の通りです。
・NHKラジオ第2 5月20日(日)午前8時30分~9時 (再放送は5月27日(日)午後6時30分)
・聞き逃しても、約2ヶ月以内であれば、以下のインターネットのNHKのサイトで聞くことが出来ます。
http://www4.nhk.or.jp/kokoro/

左側、三浦方圓、右側、山口博永老師

王西安大師と懇親会

毎年、訪中して稽古だけでなく、王西安大師と和やかな懇親会も行われます。

 

特に私の師匠の山口先生の話になると、眼を細めて王先生は、昔の思い出を話していました。

「山口の弟子は私が直接教える」と言ってくださり、今回も身法・眼法・歩法をとても細かく指導してくださいました。

この御恩を忘れずに、努力精進してゆきたいと思います。

 

 

 

 

太極道交会敬心道場5月の稽古予定

 

5月 連休は合宿の為、お休み

5月10日(木) アーバンプラザ

5月17日(木) アーバンプラザ

5月24日(木) アーバンプラザ

5月31日(木) アーバンプラザ

王西安老師、曰く「的を定めないで、弓をどこに打つのか」きちんと目的を意識し、要求を定めて稽古を行わないと、意味がない。

王西安老師に学ぶ 老架

稽古では自分自身の状態を常に検査しながら拳を練っていくべきで、常に正しい理論と実践を考えていく必要があります。

理屈が分かったとしても、それを自分の中で理解して使えるようにしていかないと、意味のないことです。

身体で理解し、体現できて、初めて理解することができる。稽古を通じ身体を以って勁を理解することが必要であり、注意深く日頃から稽古を重ねて、功夫を積み上げる以外ありません。無功徳常精進

 

 

王西安老師に学ぶ 八式

三式では掤勁を効果的に出す、身体の稽古を繰り返し行いました。

八式では放鬆ができているかが重要だ。緩まることで足の力もしっかりと出ることになるし、上体が緩んでいないとしっかりと勁を伝えることができない。

放鬆は身体だけの問題ではなく、意念の段階まで放鬆するように、徹底することが大切。

太極拳のふるさと陳家溝

訪中では、稽古中心ですが、唯一最終日の午後から、陳家溝に訪れます。

 

 

近年道路が舗装され、観光地化されてきています。

陳一族は温県の常陽村というところに定住したが、やがて彼らが住み着いた一帯は陳家溝と呼ばれるようになる。黄河の支流が干上がってできた溝のようなものがそこにあったためだという。

陳氏のあいだでは、匪賊に対する防衛のために、古くから武芸が行われていました。

太極拳の基礎を築いたと伝えられいるのが、陳卜から数えて9代目にあたる陳王廷である。

陳王廷が生きた時代は、明から清へと移る時期にあたり、戦乱の時代であった。

陳王廷は明代の末期に郷兵を率いて、河南を荒らした賊軍の掃討をはたしたという。

王西安老師に学ぶ 三式

今回は、新たに三式を学んできました。歩法を学び、擒拿要領・解脱要領・驚閃靠要領・移重心要領・回勁要領・驚閃将要領・背折靠要領・後擺撃要領・攬腰肘要領・列勁要領などを教えてもらいました。