招法とは、推手で使われる実用的な技のことを指します。
中国の諺に「拳無絶紹、拳無空紹」という言葉があります。その意味は「拳法には誰にでも絶対に利く技(絶対招法)は無く、無用な動作も無い」ということです。
どんな技でも相手によって利かない場合もあるし、逆にレベルの低い技であっても、相手の状況によっては上手く利くこともある。
功夫のレベルが高ければ、いろいろな技を有効に使えるようになる。
「人人各居、一太極、但看用功不用功」
おのおの人はすべて太極に住しながらも生命の発露に鍛錬による成果の差が看取される