王西安大師と懇親会

毎年、訪中して稽古だけでなく、王西安大師と和やかな懇親会も行われます。

 

特に私の師匠の山口先生の話になると、眼を細めて王先生は、昔の思い出を話していました。

「山口の弟子は私が直接教える」と言ってくださり、今回も身法・眼法・歩法をとても細かく指導してくださいました。

この御恩を忘れずに、努力精進してゆきたいと思います。

 

 

 

 

太極道交会敬心道場5月の稽古予定

 

5月 連休は合宿の為、お休み

5月10日(木) アーバンプラザ

5月17日(木) アーバンプラザ

5月24日(木) アーバンプラザ

5月31日(木) アーバンプラザ

王西安老師、曰く「的を定めないで、弓をどこに打つのか」きちんと目的を意識し、要求を定めて稽古を行わないと、意味がない。

王西安老師に学ぶ 老架

稽古では自分自身の状態を常に検査しながら拳を練っていくべきで、常に正しい理論と実践を考えていく必要があります。

理屈が分かったとしても、それを自分の中で理解して使えるようにしていかないと、意味のないことです。

身体で理解し、体現できて、初めて理解することができる。稽古を通じ身体を以って勁を理解することが必要であり、注意深く日頃から稽古を重ねて、功夫を積み上げる以外ありません。無功徳常精進

 

 

王西安老師に学ぶ 八式

三式では掤勁を効果的に出す、身体の稽古を繰り返し行いました。

八式では放鬆ができているかが重要だ。緩まることで足の力もしっかりと出ることになるし、上体が緩んでいないとしっかりと勁を伝えることができない。

放鬆は身体だけの問題ではなく、意念の段階まで放鬆するように、徹底することが大切。

太極拳のふるさと陳家溝

訪中では、稽古中心ですが、唯一最終日の午後から、陳家溝に訪れます。

 

 

近年道路が舗装され、観光地化されてきています。

陳一族は温県の常陽村というところに定住したが、やがて彼らが住み着いた一帯は陳家溝と呼ばれるようになる。黄河の支流が干上がってできた溝のようなものがそこにあったためだという。

陳氏のあいだでは、匪賊に対する防衛のために、古くから武芸が行われていました。

太極拳の基礎を築いたと伝えられいるのが、陳卜から数えて9代目にあたる陳王廷である。

陳王廷が生きた時代は、明から清へと移る時期にあたり、戦乱の時代であった。

陳王廷は明代の末期に郷兵を率いて、河南を荒らした賊軍の掃討をはたしたという。

王西安老師に学ぶ 三式

今回は、新たに三式を学んできました。歩法を学び、擒拿要領・解脱要領・驚閃靠要領・移重心要領・回勁要領・驚閃将要領・背折靠要領・後擺撃要領・攬腰肘要領・列勁要領などを教えてもらいました。

王西安老師に学ぶ「推手」3

捨己従人・・・己を捨て、人に従う

推手は二人で行い、決して離れないこと、決して力をもって相手にぶつかっていかないこと、身体、特に頭を傾けないこと、相手の力に無理に対抗しないことである。

相手の勁の力の大きさ、横の力が強いのか、縦の力の勁が強いのか、相手の勁がどこからやってくるのかといった、相手の体内の勁の変化を観察することを学ぶのです。

 

太極道交会敬心道場4月の稽古予定

 

4月 5日(木)アーバンプラザ

4月12日(木)アーバンプラザ

4月19日(木)アーバンプラザ

4月26日(木)アーバンプラザ

 

寸陰を惜しむ

どんな忙人にでも、寸陰というものはあります。寸陰を惜しんで稽古していると、長い時間と同じ、あるいはそれ以上の値打ちを生じてきます。日々の生活の中に工夫して稽古していきましょう。

演武会(アーバンまつり)

敬心道場のメンバー13名で表演しました。

健康法から武術まで幅広く学べます

年齢も20代から80代まで、学んでいます。

舞台がそれ程広くないため、今回は江崎指導員が写真撮影にまわってくれました。

気が付けば指導するようになり25年の歳月が経ちました。

左から2番目が昨年、指導員になった中野さん

左から2番目が若手ホープの高市さん

毎年、私と一緒に訪中して、王西安老師に学び研鑽を積んでいる田中指導員

右側が拳歴20年目の山崎指導員

左側は、小野指導員

楽屋前で記念撮影