太極拳の心得 その3

の道を陰と陽と言い、立の道を柔と剛と言う。立の道を仁と義と言う。

打拳の時の自身の消息として 今ここ

が虚領頂勁

が気沈丹田

が純粋知性

となり、これが天地人合一です

落ちる重力が昇る力となる、この相互作用の力学で神性意識に帰り、万物一体の太極を知るのです。

太極拳を学ぶ者は、陰陽の理をしっかり学び、実践していくことが大切です。

陰と陽は同根のものであり二つに分けられないとあります。陰陽を、開と合に例えると、太極拳の動作において開は合から生まれるし、合は開から生まれます。つまり、開のためには合が必要だし、合のためには開が必要不可欠なのです。(陰陽二気の相合作用)

 

陰陽相対とは別々の事柄ではなく、「相互作用」と身をもって気づき、知るために、調心、調息、調身の三位一体の行が必要となってくるのです。


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