陳氏太極拳 王西安老師に学ぶ  二人の師匠 その1


1990年代 山口老師と方圓

 今回より、私の師匠である山口老師が、昨年中国で出版された王西安老師の門弟を紹介した本、「太極的力量」の翻訳を紹介したいと思います。

山口 博永
「永遠に止むことのない探究と情熱」 

 彼はその名も日本の太極拳界に聞こえる。8歳より太極拳に惹かれ、太極の真理を探究するために遠い異国の地に渡り、その足跡は世界の隅から隅まで及び、度々苦難を経験し、ついには太極大師、王西安と謁見することがかない、その直近の弟子となり、恩師に付いて必死に練習し今に至っている。一生に近い探究により、彼は既に日本に太極拳を広める中心的な力となっており、日本最大の太極拳協会である太極道交会を創設し、その会員は何万人にも登る。夢中になってから広めるようになるまで、彼は人と異なる超現実的な経験によって太極拳の永久にして美麗なる夢を実現している。(次回に続く)


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