訪中最終日、13名中5名は、山口道長と一緒に達磨大師の墓がある空相寺、少林寺に向かいました。私を含め残りの8名(うち5名は敬心道場)は、王西安大師の指導を引き続き受けました。午前中は上記の動画のように、老架一路についての稽古で、内勁を重視した内容でした。
午後の稽古は、老架二路の套路についての手直し、移動しながら突きをさばく稽古、移動しながら捕まれた両腕を外す稽古、タックルしてくる相手を想定して移動しながら按で発勁する稽古、歩法については、反復して繰り返し指導してくれました。
訪中最後の稽古が終わろうした時、王先生が「三浦は素質がある」と言ってくださり、私の右腕を握って、私の目を見つめながら「骨に気を通す(浸透させる)ことが出来るだろう」と言ってくれました。傍にいた申老師も笑みを浮かべながら私を見てうなずいてくれました。
「錬拳万遍すれば神理自ら現れる」この諺のように、しっかり稽古を積んで「骨に気を通す」感覚を体感していきたいと思います。