太極道交会 敬心道場は発足24年目を迎えました。
王西安大師に学ぶ「求道の太極拳」5
太極拳の修行のはじめは、一陰九陽と言って、姿勢を正し速度一致、虚実を明らかに、無心に動くことから始まります。
そして次に二陰八陽は、内勁(纏糸勁)発する事を稽古していきます。内外の勁を見つけることはやさしいが死角ができるため内勁を通すことが難しい。
三陰七陽は、意をもって気を行じ、身体のあらゆる所に勁をめぐらす事のできる段階。しかし内気を貫き通す事が出来てもまだ心の欲するままの動きが不自然である。
四陰六陽は好手に類する(小圏)。この段階において初めて太極拳が理解できる。推手のとき、化勁も発勁も自在にでき、意は相手の予測の先にあり、相手の力に応じて相手を制す。
五陰五陽は、五陰と五陽を合わせて陰陽先寄らざるとき妙手という(無圏)。
陳式太極拳を通じて、それを力学的に体感していきます。
太極拳も禅も実践を通して「体感する」「身心あげて会得する」ことが必要なのです。
理論だけではなく、それに則した実践が要請されていることを、そして理論と実践との二つが一体となること、これを理行一致といいますが、私たちはこのことを忘れてはならないのです。
陳式太極拳に興味がある方、是非体験にいらしてください。
王西安大師に学ぶ「求道の太極拳」4
王西安大師に推手を学ぶ
王西安大師の拝師式に参列
王西安拳法 敬心道場 演武会
大神神社へ登拝
山口先生の郷里である、奈良県三輪にて、念願であった大神神社に参拝してきました。
王西安大師 新年快乐!
王西安大師 新年快乐!希望你新的一年,一切顺利,平平安安,健健康康
2016年の締めくくりに、本部道場において毎年恒例の餅つきを行いました。各支部長、道場生が参加して20臼以上つきました。
2017年も宜しくお願い致します。
陳氏太極拳に興味のある方、一度体験にいらしてください。
下記に昨年の表演会の動画を掲載致します。
王西安大師の陳式太極拳 三浦方圓 動画に掲載
2016年10月2日に行われた、太極道交会合同表演会で三浦方圓(敬心道場)が表演しました。
王西安老師に学ぶ「求道の太極拳」
「求道の太極拳」・・・敬心道場の立志
陳氏太極拳を単に習い事だとか武術としてとらえるのではなく、陳氏太極拳の理法にのっとり、心身を鍛錬し「自己確立」を目指し、さらに同志とともに人生に生きがいを見いだせる、世のため人のための「自他和合」の志しを実現することにある。
この「自己確立」「自他和合」の志しを実現するためには、どのような姿勢で日頃から稽古に励むか、敬心道場五訓として掲げました。
一、日々敬いの心を忘れず
これは何事も素直、謙虚な気持ちで学ぶことの大切さを忘れないことを一番にあげました。陳氏太極拳図説の冒頭にも敬いの心がなければ学べないと書かれています。敬心道場と命名したのもその理由からです。
一、日々熱中することを忘れず
そして、何事にも集中し、熱中して学ぶことをあげました。熱中して無心に学ぶことがなければ、本質を理解することはできません。
一、日々汗を流すことを忘れず
さらに、いくつになっても理屈だけで理解するのではなく、身をもって生涯、汗を流しながら実践していくことの大切さをあげました。
一、日々明日を語ることを忘れず
また、常に過去のことだけを振り返るのではなく、これから先の未来に目標を持ち、進歩させていくことの大切さをあげています。
一、日々切に思うことは必ず遂ぐるなりを忘れず
最後にこれは道元禅師の言葉を使わせて頂きました。日頃から以上の五訓を掲げ日々稽古することにより、必ず「自己確立」「自他和合」の志しを遂げるという強い信念をもって望むことをあげさせて頂きました。
今回ここに掲示した理由は、多くの方々に敬心道場の志しを知ってもらうだけでなく、自分自身が掲げたこの発心が生涯ゆらぐことがないように書かせていただきました。
陳氏太極拳に興味のある方は、是非一度見学、体験にいらしてください。