今年で第24回目の太極道交会合同表演会が、10月1日、千葉県木更津にあるかずさアークで開催されました。
山口博永道長を囲んで敬心道場のメンバーと記念撮影
王西安老師の老架一路を演武
日頃の稽古の成果を各人が十二分に発揮していました。
ベテランの田中さん
若手のホープ、久保田さん
各種の大会で活躍している谷門さん
陳式太極拳を学ぶにあたり、最初は健康法でも武術としてでも結構です。また、套路(型)についても老架でも新架でも、混元でも、良いと日頃から指導しています。
しかし、もっと太極拳を深めていきたいならば、それは「道」であり、「理」である。
型の中に脈打っているあるもの、それは私たちの言葉で言えば陰陽の変化であり、動静のバランスであり、絶対的というべき「太極理論」ということになります。
太極拳の時だけでなく、日常の生活においても、この陰陽の理を生かしていくことが、大事である。「道」
もちろん太極拳においても、理を用いれば、推手の動きは千にも万にも変化できます。これを「千変万化、理帰一」ということばで示している。
太極拳は、数百年に渡り伝わってきた文化、武芸である。
王西安先生も、よく弓矢を引いて矢を放つとき、どこに的を定めているのかと問われます。
我々は、「道」と「理」に的を定めて、日々研鑽していきましょう。
この会を私なりに解釈するならば、趣味の段階の太極拳でもなく、武術だけの太極拳でもない。各自が太極拳を通じて自分を磨く(自分の人生を真剣に見つめる)大道無門の会だと思う。
それゆえ、禅僧の山口道長自身も会が大きくなる以上に、各自が自分に向かって日々修行していくことを望んでいます。
会が大きくなることは望ましいことですが、会員の人たちがグループ呆けしては何にもなりません。今の時世、みな集団をつくって、アタマ数でゆこうとする。
組織を拡大して金が欲しいというのもグループ呆けなら、有名になりたいというのもグループ呆け、そんなグループ呆けをやめて、自分ぎりの自分(自分自身をよく観察する)ことがこの会の目的だと思う。
だからこそ、王西安老師も晩年、毎年10年以上に渡り「山口の弟子は、直接私が教える」とおっしゃってくださったのだと思う。
「練拳万遍すれば神理自ら現れる」・・・初心貫徹
8月 3日(木)アーバン
8月10日(木)アーバン
8月17日(木)アーバン
8月24日(木)アーバン
8月31日(木)アーバン
新規会員を募集しています
今年で創立30周年を迎えた敬心道場では、現在新規会員を募集しています。太極拳に興味のある方は、一度敬心道場に体験にいらしてください。
健康法から武術まで幅広く学ぶことが出来ます。