太極拳のふるさと陳家溝

訪中では、稽古中心ですが、唯一最終日の午後から、陳家溝に訪れます。

 

 

近年道路が舗装され、観光地化されてきています。

陳一族は温県の常陽村というところに定住したが、やがて彼らが住み着いた一帯は陳家溝と呼ばれるようになる。黄河の支流が干上がってできた溝のようなものがそこにあったためだという。

陳氏のあいだでは、匪賊に対する防衛のために、古くから武芸が行われていました。

太極拳の基礎を築いたと伝えられいるのが、陳卜から数えて9代目にあたる陳王廷である。

陳王廷が生きた時代は、明から清へと移る時期にあたり、戦乱の時代であった。

陳王廷は明代の末期に郷兵を率いて、河南を荒らした賊軍の掃討をはたしたという。

演武会(アーバンまつり)

敬心道場のメンバー13名で表演しました。

健康法から武術まで幅広く学べます

年齢も20代から80代まで、学んでいます。

舞台がそれ程広くないため、今回は江崎指導員が写真撮影にまわってくれました。

気が付けば指導するようになり25年の歳月が経ちました。

左から2番目が昨年、指導員になった中野さん

左から2番目が若手ホープの高市さん

毎年、私と一緒に訪中して、王西安老師に学び研鑽を積んでいる田中指導員

右側が拳歴20年目の山崎指導員

左側は、小野指導員

楽屋前で記念撮影

 

太極道交会敬心道場 発足25周年記念

敬心道場は平成5年1月12日に発足して、早いもので今年て25周年を迎えることが出来ました。

 

 新年会には、私と1981年から一緒に稽古してきた旧友の大橋直太さんも参加してくれました。

 

さまざまな職業の方々と一緒に稽古出来て、私自身も弟子たちからいろいろと刺激を受けています。

 


右奥から2番目が旧友の大橋さん、その隣が私です。

昔話しを弟子たちも興味津々で聞いていました。

 これからも王西安大師、山口博永老師から学んできたことを伝えていきたいと思います。

 

太極道交会敬心道場 稽古始め

平成30年1月11日 敬心道場の稽古始め

今年も思い思いの課題をもって、稽古に集中していました。

 

敬心道場は、健康法から武術まで幅広く学ぶことができます。

 

 

冷暖房完備、鏡張りの道場で、自分の套路を確認しながらじっくり学べます。

 

 

休憩時間でも稽古に励む弟子もいます。

 

 

敬心道場に関心のある方、是非一度体験にいらしてください。

本部道場恒例の餅つき

 

今年も新年を迎えるにあたり、千葉県館山の本部道場で恒例の餅つきを行いました。

 

山口道長による読経により、関係者総勢50名による餅つきを、自照庵にて開催致しました。

 

 


開催にあたり山口道長に道交会会員の無病息災を祈願してもらいました。

今年1年の厄払いをして頂き、新年を新たな気持ちで精進していきたいと思います。


山口道長に最初に餅をついてもらいました。

毎年餅のつき方で、日頃の鍛錬の成果がわかるといわれます。

 

 

 

 

私もつかしてもらいました

敬心道場の若手も頑張ってついていました。

 


 前日から木材運び、もち米とぎ等、一生懸命頑張っていました。

お疲れさまでした。来年もきっと良い年になると思います。

 

 

 

 

 

太極道交会 合同表演会

太極道交会の合同表演会が10月1日に開催されました。

敬心道場の表演

 

 

皆さん真剣に表演していました

 

 

 

 

王西安老師の老架一路を表演

 

 

 


私も王西安老師の老架二路を個人表演しました

 

 


山口先生と敬心道場のメンバーで表演後、記念撮影

 

 

師匠の大陸修業時代(秘蔵写真)6

 

1980年朝日グラフに掲載、山口先生は道元禅師の教えに従い、世に知られずに行じていましたが「隠れた名師」として学びにくる人がいました。

 

太極拳の写真も掲載され、現在の各武術団体の代表になった人も多数学んでいました。

 

 

 

 

1983年山口先生が200部限定で「太極拳六十四式」を出版する。「鄭子太極拳」の理論も掲載されており、私も新宿の紀伊国屋書店で購入した、幻の本です。

 

 

 


1982年3月山口先生は「日本陳家溝太極拳普及協会」を発足。しかし、その後も毎年、陳家溝に訪中し、太極拳を禅の修行のごとく黙々と稽古を続ける。

師匠の大陸修業時代(秘蔵写真)5

卜文老師、河南省武術協会教練主任。八卦掌の達人で、陳式の四天王を紹介した人物。卜文徳老師と山口老師は、昔から師弟のような間柄です。

 

 

1990年王西安老師より老架式を学んでいる一コマ。

 

 

 

中国武術家百傑の一人中国遼寧省の徐其成老師が館山の本部道場にしばらく逗留する、1991年。

 

 


武器が得意で刀を振らせると三本に見えるくらい凄く、「徐三刀」と異名をとる。

師匠の大陸修業時代(秘蔵写真)4

1988年中国嵩山少林寺国際武術表演大会で優勝する山口博永老師。

太極道交会も総合優勝をしました。審査員は、陳小旺老師、王西安老師でした。

両老師には、太極道交会の顧問になってもらいました。

 

 

 

太極道交会では新架式を陳小旺老師から、老架式を王西安老師から学ぶようになりました。

陳小旺老師の模範演武

山口老師は、毎年課題を与えられ、訪中していました。

 

 


1882年陳小旺老師の套路を食入るように見ている山口老師。

 

 

 

 

発勁して顔が緩んだ瞬間を撮影。突き蹴り共に、陳小旺老師の発勁は、定評があります。

 

師匠の大陸修業時代(秘蔵写真)3

1979年中国河南省の鄭州において陳氏太極拳第19代伝人の陳小旺老師に会う。

老師の表演見て、強い衝撃を受ける。

 

 

 

 


第一次陳家溝太極拳学習団1981年

1981年陳小旺老師より直接新架式を学ぶ。直接習った最初の外国人であった。

 


第二次陳家溝太極拳学習団1982年

中央の看板の前、山口博永老師、その左側に陳小旺老師

後列左から4番目、王西安老師

 


前列左から陳小旺老師、3番目が朱天才老師、4番目が陳正雷老師、5番目が王西安老師、陳正雷老師の後ろに山口博永老師