敬心道場 新年会2020

今年も敬心道場恒例の新年会を開催しました。1993年に江戸川支部(敬心道場)発足して、早いもので27年目を迎えることが出来ました。

これもひとえに継続して稽古しに来てくれる弟子達のお陰だと思います。

私自身の太極人生において、血となり肉となる、気づきを与えてくれる原動力になっています。

これからもお互いに健康に留意して、精進してゆきましょう。

本部道場から見える富士の山

「晴れてよし曇りてもよし

不二の山

元の姿は変はらさりけり」

人がどう見ようと、富士のお山はいつも同じ、泰然自若と構えている。2020年も、人の目に映る自分を気にするのではなく、天の目に映る自分を意識して、何よりも自分自身であることを心掛けていきたいと思います。

三浦 方圓

本部道場から見た景色

今年も締めくくりは、本部道場での餅つきです。

景色を見ながら立禅をして、鼻から出入りしている呼吸のすごさを、しみじみ感じているうちに、その呼吸が、天地自然の偉大なる「生成力」であったことに気づかせてくれる。

頭ではなく、身をもって、自分自身の丹田に、ずんずん感じさせてくれる。自分は、今こうして生きている。自分は、今こうして呼吸をしている。

この呼吸によって、自分は、天地自然とまったく同じ生命で、こうして生きていられるのだ。

天地同根 万物一体

太極道交会40周年記念合同表演会

令和元年9月29日、千葉県木更津のかずさアークにて、太極道交会合同表演会が開催されました。

敬心道場は、王西安老師の老架一路を演武しました。

各人が日頃の成果を発揮していました。

敬心道場 6月の稽古風景

敬心道場の稽古風景

鏡張りの道場に20歳代から80歳代まで、幅広い年齢層の方々が日々稽古しにきています。

武術経験者から初心者まで、異色多才な方々が参加しています。

敬心道場では、王西安大師の老架一路を中心に稽古しています。健康法から武術まで幅広く、それぞれの目的に応じた稽古を心掛けています。

後半の稽古は、推手の時間を設けています。套路を深めるために用法も学んでいきます。

陳式太極拳に興味がある方は、是非一度体験にいらしてください。遠方の方も結構参加しています。年齢性別を問わず新規会員を随時募集しております。初心者大歓迎です。

会員一同、心よりお待ちしております。

2019年3月 王西安大師 番外編

 稽古が終わると、恒例の王西安老師との会食会が催されました。

王西安老師と山口道長は、昔を懐かしみながら白酒を乾杯していました。

王先生もとても楽しそうに、白酒を飲んでいました。

王先生は、太極道交会のメンバーはみんな酒好きだと知っているので、滞在中、白酒を差入れてくれました。感謝、感謝

 

2019年3月 王西安大師に学ぶ その5

今回の訪中の稽古内容も、とても充実していました。

王先生の肩や胸を触らせてもらい、放鬆する際に自分自身の身体も共鳴して放鬆するようになり、身を持って体感出来るようになりました。

動きの中での眼法、手法、歩法についても、放鬆と密接に関連しているので、細心のチェックをしてもらう。

相手の動きに合わせて間合いを察知して、突きの攻撃をさばき、実を避けて虚を突く間合いを身に付ける。

何度も繰り返し、内勁を重視した動きを示して薫習してくださる王西安大師

時には笑顔で接してくださり、この感覚を絶対に忘れるなと「以心伝心」

王西安大師の助手として、申老師がいろいろと今回もアドバイスをしてくれました、下の写真は申老師が壁に書いたものです。

今回の訪中で王西安老師から学んだ課題を今年1年掛けて習得して、また来年の訪中にむけて努力精進してゆきたいと思います。

 

 

 

2019年3月 王西安大師に学ぶ その4

王西安大師の生家を出る前に、秘書の閻さんに撮影してもらいました。

 帰りぎわ陳家溝の中心地に行くと、王西安大師と秘書の閻さんが、車から降りて、中国政府から王先生が、広い土地を提供され、近い将来、王西安ミュージアムが出来ると説明を受けました。

28日に王西安拳法研究会の本部教練の申老師より、王西安大師の肖像画の掛け軸が寄贈されました。贈呈前に王西安大師がサインを書いてくれました。

 また、28日の午後から山口道長は、温県電視台(テレビ局)の取材を受けました。

こちらから見ることが出来ると思います。山口先生を「禅50年、太極拳を40年修行した太極禅人」と紹介していました。

ホテルの1階にある画廊にて、「太極拳と禅」についてのインタビューを受けました。

https://www.taiji.net.cn/forum.php?mod=viewthread&tid=157769&aid=61775&from=album&page=1

各動作における内勁について、一つ一つ細心のチェックを受ける。

 二人の師匠に挟まれて、稽古出来ることに感謝致します。

無功徳常精進

続く

2019年3月 王西安大師に学ぶ その3

王西安大師の生家は、昔ながらの建物をリニューアルしてあり、太い柱の梁があり、家具も紫檀のような重厚感のあるものが置かれていました。

上の掛け軸は、エネルギーがあると言われていました。昔ながらの風水に基づいて、各方角にいろいろな調度品が置かれていました。

また、数多くの賞状が展示されていました。

中でも下の赤い賞状は、1982年最初の中国全土の全国太極拳推手比賽で優勝したものだと説明していました。

多くの免許状も展示してあります。

下の写真は王西安大師と山口道長が、10年後に両師匠の真ん中にある白酒を酌み交わそうと約束しているところです。

下の写真は、一番奥の部屋に案内され、王先生の奥様が御線香を3本立てられ、そこで王先生御夫妻と一緒に記念の写真を撮影しました。

続く