陳式太極拳で何を学ぶか

 陳式太極拳を学ぶにあたり、最初は健康法でも武術としてでも結構です。また、套路(型)についても老架でも新架でも、混元でも、良いと日頃から指導しています。

 しかし、もっと太極拳を深めていきたいならば、それは「道」であり、「理」である。

 型の中に脈打っているあるもの、それは私たちの言葉で言えば陰陽の変化であり、動静のバランスであり、絶対的というべき「太極理論」ということになります。

 太極拳の時だけでなく、日常の生活においても、この陰陽の理を生かしていくことが、大事である。「道」

 もちろん太極拳においても、理を用いれば、推手の動きは千にも万にも変化できます。これを「千変万化、理帰一」ということばで示している。

 

 太極拳は、数百年に渡り伝わってきた文化、武芸である。

 王西安先生も、よく弓矢を引いて矢を放つとき、どこに的を定めているのかと問われます。

 我々は、「道」と「理」に的を定めて、日々研鑽していきましょう。

武州敬心道場二周年記念祝賀会

25日の14時より、武州敬心道場の二周年祝賀会を道場で開催しました。

道場では和やかな雰囲気で、過去の懐かし表演会のビデオを見ながら歓談していました。また、初代道場長の青木氏をはじめ各支部の支部長も参加してくれました。

今回はすっかり道場で記念撮影をするのを忘れてしまい、2階の懇親会会場で2次会のとき、残られた有志の方たちで撮影しました。

武州敬心道場の二周年記念として、立派な刺繍の会旗を作成しました。

サンドバック(武州敬心道場)

武州敬心道場にこの度、サンドバックを設置しました。

現在、大学生も入会しているので、散打用、靠の稽古様に導入しました。

あたるタイミングなどを身に付けてくだざい。その他、ヘッドギア、グローブ、パンチンググローブは寄贈してもらいました。

稽古の合間に、是非利用してください。

武州敬心道場にエアコン設置

この度、武州敬心道場にエアコンを設置しました。

武州敬心道場の稽古は、対練用法の稽古が多いため、夏は蒸し暑く、冬は寒い環境での稽古が難しくなるため、猛暑になる前に川崎支部長の齋藤さんにお願いして設置してもらいました。

快適な環境の中で、より一層稽古に励んでいきたいと思います。

 

2022年 天城合宿

今年も恒例の天城合宿が5月3日~5日に行われました。

全日程、晴天に恵まれ早朝4時から起床して、各自が太極拳と坐禅を繰り返し行い、7時の朝食まで稽古しました。

9時から山口道長による「禅と太極拳」の理論の講義がおこなわれ、昼食後、外で稽古というスケジュールで2泊3日過しました。

武州敬心道場 稽古納め

2021年3月28日に道場開きをしてから、10回目、今年最後の稽古納めを12月25日に行いました。

武州敬心道場では、用法を中心に陳式太極拳の身体技法を稽古しています。

各自ローテーションして、技を掛けるタイミングを学びます。

鍋を囲みながら、今年一年の反省と来年に向けての抱負を語り合いながら、楽しい団欒を過しました。

武州敬心道場 の稽古

武州敬心道場での稽古風景

今年度、第8回の武術研究会を開催しました。日頃の稽古は套路を中心とした稽古が多いので、推手を中心とした、武術的な技の掛け方、相手との間合い、接した所には、力を入れない対練を稽古。

稽古の後は、道場2階の懇親会場で、会員同志のコミニケーションをはかる。

 

2021年 太極道交会表演会

2021年10月3日(日曜日)、太極道交会の表演会が開催されました。

私は所用の為、表演会には間に合わない時間に到着しましたが、山口先生の御配慮で、先生の講評の後、特別に表演させて頂きました。この場をお借りして、山口先生をはじめ事務局の方々に感謝致します。

 

 

 

天城合宿

 

「太極拳泰是道乎、道不遠人、人自遠」

太極拳は無に至る大道であり、大道無門にして人遠ざけず、人揀択(こだわり)して遠ざかる・・・

天地の道は陰陽のみで、人も又然り太極拳を学ぶとは、陰陽の理法を学ぶ事である。吾等の身体の中にはもともと自然に、陰陽開合の理が存在しており、此れに逆らうことは出来ない。

伝授者は規則を教える、それは即ち「大中至正の理」である。

禅僧である師匠の山口老師から、日頃より「禅と太極の理」を量子力学から検証して頂き、陳式太極拳の神髄を学べるだけでなく、人生をいかに生きるべきかを示唆して頂き、本当に感謝しております。