昭和56年(1981年)山口博永老師は、中国河南省温県陳家溝にて、陳小旺老師より直接新架式を学ぶ。建国後の中国で、直接習った最初の外国人であった。
私、三浦方圓は、昭和57年(1982年)、当時21歳、山口老師が35歳のときに、黙々と太極拳を禅の修行のことく稽古している老師の姿に見せられ、自分も同じ道を歩みたいと願い、一緒に稽古するようになりました。
山小屋にて、早朝、午前中、午後、夕方と1日8時間の稽古をしていた頃
後列左、山口老師
後列右、私(方圓)
来る9月30日(日)に千葉県の木更津にある、かずさアーク大ホールにて、太極道交会40周年記念表演会を盛大に開催致します。
日本における陳式太極拳の第一人者、山口博永大師を中心として全国の各支部から高弟達が多数参加されます。
太極道交会の40周年記念表演会が開催されるにあたり、太極道交会の歴史を紹介したいと思います。
太極道交会は、禅僧の山口博永老師が禅と太極拳が深いつながりがあると直感し、昭和50年(1975年)台湾の武壇で劉雲樵老師のもとで陳家太極拳を中心に通算5年間学ぶ。
昭和54年(1979年)5月、横浜で太極拳の指導が始まります。現在の横浜道交会の始まりです。山口老師は、同年、中国大陸に渡り、鄭州にて陳氏太極拳19代伝人、陳小旺老師の表演を見て、強い衝撃を受ける。
台湾の武壇にて修業時代
台湾国術界史に輝く巨星、武壇創始者、劉雲樵大師
山口老師は、当時、劉大師の高弟、徐紀老師、黄偉哲老師、戴士哲老師にも学びました。
八極拳の達人、劉雲樵大師が見守る中、手前が山口老師。戴士哲老師が指導している。
漫画「拳児」に出てくるようなワンシーン
2018年8月13~15日に館山合宿を行いました。敬心道場のメンバーだけでなく、東京・川崎・横浜の道交会の方々と暑気払いを兼ねて開催しました。
山口道長を中心に道交会の結束が図られ、盤石な体制で望んでいきます。
敬心道場のメンバーと記念撮影