下記の内容は、2020年3月20日に道長と一般会員の方とのメールのやり取りの内容です。道長より、「今回の新型ウイルスに対して、太極の理に照らしてとらえようとしている姿勢に私自身も共感を覚える。是非、他の会員の人達にも読んでいただきたい。」と依頼がありました。(4月4、5、8日に更新あり)
新型ウイルスの世界的流行によって、先の見えない混乱を招いてますが、一人一人が真剣に「命」に向き合うきっかけとし、「闘い、奪い合い」ではなく、「助け合い、共存」の実践の学びとして参りたいものです。まさに「太極」「天地同根、万物一体」を参究し実践して参りましょう。皆様も会員ページに御感想や思いを是非お寄せください。
***会員さんより***
山口先生
お久し振りですヽ(^○^) お元気でいらっしゃいますか?
そちらは桜が見頃でしょうか?🌸🌸
様々な有事がありますが、どんな時にも 太極の理を忘れずに、生きて参りたいと思います。
今年流行が始まった感染症流行に付いて、入ってくる情報を聞きながら、様々な思いを巡らせている今日この頃の私です。
山口先生、道交会の皆様に置かれましては、どんな思いでこの状況を迎えられておられるでしょうか…?
***道長より***
太極の理
その力学とは‼
正に “愛” ですね……………
ウイルスは神からの贈り物
太古の時代
生まれた我が子
卵が 知らないうちに取られしまう
取られるその親の悲しみを救ったのが、ウイルスだと……………
たしかに
ウイルスからの犠牲も大きかったのです
そのウイルス(補足参照)がいつの間にか!遺伝子とむすばれて胎盤を創る原因となるとは……………
母は我が子を危険な卵から胎児として守り抜く
強い母性愛をいただき‼
神の愛を知る
とは……………
正に
➖ ➕ は
統一の太極
愛ですね‼
***会員さんより***
今ほどメール頂き、
感謝に打ち震えています‼
次にお送りするメールは一週間前に打って、保存しておいた物です。
私の考え方か一週間経った後の状況の中で適合するかどうか確認してからお送りするつもりでした。
今日、山口先生から頂いたメールを拝見し、お送りする許可を頂いたように思い、お届けする事に致しました。
そして その続きも又、お読み頂きたく、後程お送り致したいと思います。お時間のある時、宜しくお願いいたします。
私はこのウィルスは、 これ迄の感染菌とは全く別の、何かとても深い意味や使命を携えて発現した、一種のエイリアンのように思えるのです。
…もし、この様な私の文に嫌悪されましたら、どうかこの先は《こりゃSFじゃ》と笑いながらお読み頂ければ幸いに思います。
全世界の人類が、人間由来ではない共通の問題を、同じ時間のなかで、共に体験している―。
これ程科学が発達し、成熟した文明を迎えながらも尚、八方塞がりの状況が起こり得る事を目の当たりにしている今、《一体これは何が起きているのだろう…?》と考えざるを得ません。
テレビ報道では、
感染者数や状況報告の後、「悪いのは人間ではありません!悪いのはコロナウィルスです!」
「この憎いウィルスを撃退できる迄、皆さん頑張りましょう!!」
とアナウンサーがヒステリックに叫んでいます。
確かに私も今のこの状況やそれに対する対策を受け入れ、粛々と日々を送っています。
でも、太極拳をしているとどうしても別の視点が現れてくるのです。
―《善いも悪いも無い世界がある》
コロナは本当に《悪》なのでしょうか…?
そして、私達だけが《善》で護られるべき存在なのでしょうか…。
どんな自然災害も戦争も、感染症も事故も、確かに人類にとってかけがえの無い生命や物資を奪い取る苦難に違いありません。
(中略)
今年は日本が主催国となるオリンピック、パラリンピックの年ですが、今の段階では残念ながら規定通りの開催は不可能と思われます。でも、この歴史的有事において、各国がこれ迄他に公開してこなかった様な
政治的、経済的、国家的な状況を晒け出して世界的な問題に心血を注いで取り組んでいます。
各々の国の対策や手腕、知恵比べは、規定のスポーツ競技ではないにしろ、さながら《オリンピック、パラリンピック》ではないですか‼
私は感染症発生当初から、
《何故、日本がオリンピック・パラリンピックの開催地の年に、このような世界的な有事が発生したのだろう…?》
と不思議に思ってきました。そして(有難い事に)若年の方々への感染率が低い事にも…。
―現象とは、ある日突然降って湧いてくるものではなく、空中を漂いながら常に自分の周辺をぐるぐると
回っているものだと思うのです。
そして、「あっ!これは使えそうだぞ‼」
そう思った物をパッと掴み取る。
宇宙万物の目標は「進歩・進展」なのだから、個々の魂が真に必要としている
道具・教材となり得る現象を潜在的に選び取り、その体験を通して知らぬ間に成長を成し遂げている。
そこに人間が独自に選別し固定化した 道徳的な善・悪の入り込む余地はない。ように思うのです。
このたびの地球規模的な集団の選択は、近年起きている、人類が《他者》から隔絶を望むミクロ的な(個々の人間の中の)潜在的心理が臨界点に達して噴出した、マクロ化現象で、その道具としてコロナを選び取ったのではないか。そのような気がします。
私はこの背景に、宇宙や地球の進歩・進展にそぐわない機械化、歪んだネットなどによる人間同士の繋がりがあるように思えます。
全世界が長年盲目的になってしまった物質、金銭、政治経済といったものを一旦クリアにして、人類全てが手を取り合い、知恵を出しあい、協調する術を選択する事で進化出来れば、コロナは道具としての役割を終えて姿を消してゆくと思うのです。
コロナとの戦い。《これは戦争だ‼一日も早く撲滅の方法を‼》大人が叫ぶ中で最近は少しずつ、少しずつ、日本人特有の優しい他者を思いやる気持ちが芽吹き始めている報道を、耳にするようになってきました。
主に自宅待機をしている
学童や保護者の方々からのものですが、正に小さな、オウムの涙ほどのその思いは、明るい光を放つタンポポのように希望を与えてくれます。
自然災害を多く体験している日本人が、オリンピックパラリンピックのこの年に、競技による勝ち負けではなく、無念な思いだけではなく何かを世界に届ける事が出来る日がくるかもしれません。発信し続ける事。
必ず来るはずです‼
コロナとのバランスを取るという事。闘い、どちらかが生き残る迄闘い続けるのではなく、―その役割を理解し、同じくらいの感謝と愛を以て接する事。
善があると無いとが無い世界に、私達は住んでいる筈なのだから…
***道長より***
有り難うございます
同感で~~~す(^-^)
善の美しさ
悪の素晴らしさ
全て自分を学ぶ
暗示ですね(⌒∇⌒)ノ””
***会員さんより***
山口先生
お忙しい中、お読み頂き
有難うございました
がんばりますヽ(^○^)ノ
***補足資料***
東京大学大学院農学生命科学研究科 今川和彦教授の発表より一部抜粋
哺乳類は長い進化の中でウイルス遺伝子を内在化し、その内在性レトロウイルス遺伝子(群)の機能よって胎盤を発達させてきた。このことは、いま見ている胎盤はベストなものではなく、新しいウイルス遺伝子の獲得によって、さらに変わりうる可能性も持っている。さらに、胎盤の形成やその機能の発現には内在性レトロウイルス遺伝子の発現が必須であり、その機能評価無しには哺乳動物の胎盤は語れなくなった。
*詳しくは下記を参照
https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/2015/20151005-1.html
***4月4日:道長より***
ドイツ人(注1、注2)の詩の日本語訳です
どうぞ
注1:リヤ・ソコル –ポーランドのボーカリスト、歌詞作家、パフォーマー
ありがとう。私たちを揺さぶってくれたことに。私たちが思っているよりずっと大きな何かに、私たちがまったく依存していることを、あなたは見せてくれた。
ありがとう。私たちが今どんな豊かさの中に生きているのかに気づかせてくれて。ありあまる品物や自由と健康をほしいままにし、私たちはそれを当たり前のように思っていた。
ありがとう。私たちを立ち止まらせてくれて。おかげで私たちは忙しさの中にどんなに自分を失っていたのかを見ることができた。その中で私たちは、いちばん基本的なことをないがしろにしてきた。
ありがとう。おかげで私たちは、あんなに大事なことのように思えていたあらゆる問題を忘れることができる。そして、何が本当に大事なことかを見ることができる。
ありがとう。交通を止めてくれて。地球は環境がどんなに汚染されているかを見て欲しいと長いこと私たちに訴えてきた。だけど私たちは耳を傾けてこなかった。
ありがとう。このすべての恐怖に。恐怖は何年も世界的な病だったのに、私たちの多くはそれに向き合おうとしなかった。今、私たちは恐怖に向き合わざるを得なくなり、愛と周りの人々の支えとで恐怖を抱きしめることを学ばされている。私たちの人生をこんなふうに見直させてくれてありがとう。
ありがとう。私たちは今、ようやく理解することができる。私たちは皆つながっている、ということが何を本当に意味するのかを。
ありがとう。私たちの間のつながりに。世界は変わらなければならないということはわかっていた。私たちがすべてを壊すのを助けてくれてありがとう。これで私たちは世界を初めから作り直すことができる。
このウィルスは私たちの一部。私たちの中にあるもの。このウィルスが私たち皆をつなぎ合わせてくれる。物理的にもエネルギー的にも。
感謝の念は免疫システムを強化するけれど、それだけでなく、物事を多くの側面から見ることができるようになる。どの側面から見ることを選ぶかは、私たち自身が決めること。だけど、最上なのはすべての側面をしっかり見るということ。
***会員さんより***
山口先生
今、本当に知りたかった本質に触れる事が出来ました‼嬉しくて感激の涙が吹き出ました‼
コロナさんが私たちに本当に告げたかった事を、この方を通して教えて下さったのだと思います。
全人類に、1人でも多くの人に伝えたい‼
でも、今この文に触れる事が出来るのは、限られた人だけかもしれない。
一人一人がコロナさんの声を聴けるようになる為にはとても多くの時間が必要かもしれない。
今感染して苦しんでいるのは私。日常生活の中で怯えているのも私。手を尽くしている医療従事者も私。無防備に無関心でいる人たちも私。そしてコロナさん自身も私。―その事に気が付きさえすればすぐに聴こえてくる筈。触れる事が出来る筈。
情報番組を離れると 本質が自分の最奥から溢れ出してくるのです。
ああ…‼何というギフトに遭遇しているのでしょう‼
周りに誰一人同意してくれる人が居なくても、
この強い思いはコロナウィルスという現象として発現したんだ。
という確信を、このドイツの方のメッセージから。そして山口先生から 教えて頂きました。
有り難うございました‼
これから開発されるワクチン(否、その無敵のワクチンすら、自分自身なのかもしれません。観察が必要です)。その効力とはどんな物なのでしょうか…。
解明出来る現象が、又次々に発現する事でしょう。
山口先生、ご紹介頂いた事に改めて深く感謝申し上げますm(__)m
何人かの知人にこのメッセージを届けても宜しいでしょうか。
特に、もう30年以上お世話になっている私の主治医にも励ましのエールとしてお贈り出来たら。と思います。
宜しくお願い致します。
***道長より***
はい (⌒∇⌒)ノ””
正しいメッセージはどんどん発信しましょう
了解 ですd(⌒ー⌒)
***会員さんより***
有り難うございます~
ヽ(^○^)ノ
早速送らせて頂きました。\(^_^)(^_^)/m(__)m
***4月5日:会員さんより***
おはようございます
山口先生、昨日は素晴らしいメッセージを有り難うございました。
昨日1日で何回も読み直しました。夜中に目が覚めて又、読みました。
詩人さんは 新しく生まれ変わった地球の視点から今の地球を見て、このメッセージを私たちに贈って下さったのかもしれないですね。
新しい地球に向けての構想を描く希望を強く与えて下さいました❗
魂に直接届く免疫にも、ワクチンにもなり得る筈と思われます。
一年後、この偉大な詩が石碑に刻まれ、その下で東京オリンピック・パラリンピックで世界の人々がより強固な絆で結ばれる日を見る事を、とても楽しみにしています。
日本が主催国だったからこそ、それが可能だった。となれば、もう、サイコーですね ⤴⤴
日本はコロナに選ばれたのですから…。
その日を信じて精一杯、日々を生きて参りたいと思います。
m(__)m
追伸 《精・氣・神》最新号で、会員の皆様のお考えを伺う事を、楽しみにしております。
***4月8日:(注2)作者のコメント***
リヤ・ソコルです。「ありがとう、コロナウィルス」の詩と映像の作者です。
この作品が3日間で何百万回もシェアされ、世界中に広がって、何より、こんなにたくさんの感謝と感涙のメッセージを受け取ることになるとは、想像すらしませんでした。
希望をくれてありがとう、愛と信頼を広げてくれてありがとう、と溢れる感謝を受け取っています。
アーティストとして私はこの作品について何も説明する必要はありません。
これはひとつの作品で、たくさんの見方の中のひとつを示しています。
しかし、この見方が痛みと不公平感を引き起こすかもしれないことは理解できます。
向こうに苦しんでいる人がいるのに、なんてことを言うの、と。その通りですよね?
でも、落ち込むことがその人たちの助けになりますか?
私たちがこの危機にどう対処するか見ている子どもたちの助けになりますか?
それとも、祈りの中で愛と信頼、慈悲、光を提供することの方がより助けになりますか?
そんなに否定的に感じていたら、どうやって祈りたいと思えるのでしょう? 祈りを送るためには、私たちの光を輝かせる必要があります。
私もこのウィルスで複数の友人を失いました。
今、世界で起きていることは残酷なんてものではありません。
私は人生でたくさんの残酷なことを体験してきました。そんな私のいのちを救ってくれたのは感謝でした。もし人生のある時点で、幼少期の虐待体験に心からの感謝をしなかったら、私はその傷を癒すことはできなかったでしょう。もし私が癌に感謝しなかったら、今ここにいることはなかったでしょう。癌は私にやってきていのちを奪おうとしました。
ありがとうは最も深遠で力強い祈りです。
苦しみや死に感謝しているのではありません。
今生きていることに感謝をしています。
そうすることで自分自身のリソースを蓄え、他の人たちをサポートするのです。
それは自分の影響が及ばないことに対してゆだねる(身をまかす)ことをもたらします。
この映像をシェアすることは私の務めでした。亡くなっ方のために、生きている人たちのために。そして何より子どもたちと今、お金も健康もなく苦しんでいる人たちのために。