表演会の演武 山口道長のアドバイス

< 動画を見た普元さんの腹心の友よりの感想
 
見た〜!
 
(お師匠さん)お元気になられたんだね。よかったよかった(^o^)
 
でも足を動かさないのは?後遺症があるの?
 
淳ちゃんがくりりんに見えるよ…
M.N >
 
第15回表演会を終えて、普元さんが自身の動きをビデオで見ながら…“  ひょこひょこしてる ” として、私に意見を求めました。
私の評価は、《そ れは私と見比べての事であり、私と何処が違うのか !? それをよく研究せねばなりませんね… それは、 私の動きは先天的であり、普元さんのは未だ後天的なのだー 》 と申し上げた。
私の動きは “ 従 ” であり、普元さんは “ 追 ” という事になります。
従の動きとは、意念から生み出される( 落ちる力の反発力だけ )運気であって、それに対して普元さんのは落ちる力 《 蓄発 》 が弱い分、自分の筋力で動きを引き出し、故意に形作ろうとする後天的動作なのです。

しかしこの段階は進歩の過程で、誰しもが一度は通過せねばならない重要な通過点でもあるのです。
そして、ここを乗り越えるには反復練習と、自身の動きを良く見据えて考えて、太極拳の理《 蓄発開合 》と照らし合わせながら工夫せねばなりません。

《 しっかり聞いて考えて、その気になって成り切って、忘れた時のひらめきー!》 

後は普元さんの腹心の友 ! 道ちゃんからのエール 
《 クリリンみたい o(^-^)o 》
と言う評価をバネに、頑張って先天の気を会得して下さい。

ご機嫌よう〜(^O^)  
 
博永
 

C.Kさんの感想文

 
山口先生、この度はDVDをお送り頂きまして、誠に有難うございました
「あっ!この演武は肉体を超越している」再生して5分経たない内に、そんな風に思いました。
薄皮一枚の下に、太く、しっかりと撚った絹糸が、内気の束となって纏糸している!!!
ーそんな風にお見受け致しました。
先にお送り頂き、拝見しました馮老師追悼演武では、“身体技と内気の流動との調和・統合による、至上の美と慈愛の表現” であったのに対し、今回の動きでは極限迄、物質面である身体の壁を削ぎ落とし、内気本来のエネルギー、そのものの姿をお見せ頂いた…。ように思います。
このような演武・御伝授は、初めて拝見させて頂きました。
そしてその事を携えながら、〈お弟子さんとの共演〉というステージは、ごく自然な流れで、次なる先生からのメッセージを引き継ぐに最適な舞台となりました。
考え抜かれた完璧なカメラアングル!
本当にド肝を抜かされました!
だって、この構図だけで、もう深いメッセージがしっかりと伝わってくるのですから…
m(__)m
トリ肌総立ち!
涙が吹き出ました!!!
初めてお見受けするお弟子さんは、お若い頃の山口先生の雄姿を彷彿とさせ、CG効果によるご本人のダブルキャスト編集か?と、一瞬目を疑いました!!
その他の演武では、30年以上間断なく培われてこられたゆるぎなきものを、しかと、力強く、証して頂きました。
あと一点。演武のBGMを選曲された方に、心から敬意を表します。
この度の企画を深くご理解され、そして、ご本人も達人であられる事と、推察致しますーーー
今回の先生の御療養期間は、私の母のそれと重なりました。 久々に、病について考えるきっかけを頂きました。
自分自身の経験や、多くの方々からお示し頂いた体験も含めて思うことは…
やはり“病”というものは、厄事ではなく、《“好転の絶好のチャンス!》に違いなさそうだ。という事…。
自分自身の神髄から届いた贈り物である事!!
そうとしか思えない事が一人一人に必ず、必ず起きているんですね。〜〜〜
山口先生、 心意混元に始まり、 心意混元で進化され、そして 心意混元で蘇生された お姿をお見せ頂き、本当に、ありがとうございましたm(__)m
〜私は幸せ者です!!
偉大な先人たち、例えば馮老師などのエネルギーや意念。英知などは、身体という薄皮一枚をも飲み込んで、今、この地上に確実に残存し、伝授されるのを待っているものなのですね。
そんな伝授が在ることに、この程気付きました。肉体を超越し、言葉を用いず…その深遠な伝授に気付き、アクセスし、孕む方法こそが、もしかしたら学習の真髄なのかもしれない…。
道は遠いですが、これからも精進して参りたいと思います
先生の御活躍を拝見してゆく事は、太極の真理・真髄の探求を進めてゆく事に他ならない。と心得ております。
どうぞこれからも宜しくお願い申し上げます。
一度しか拝見していないのに、思いつくまま主観を並べてしまい、本当に失礼致しました
(これはもぅ、いつもの事ですね…(^^ゞ)
いつか又文章でも、先生のこの度の貴重な体験をお伺いできたら、幸いに思います。
それではこのへんで失礼致します。
どうぞ、引き続きご慈愛下さいます様、お願い申し上げます。
爽やかな秋の日に…

S.I さんの感想

 
当日、表演会の山口道長の演武「一畳太極拳」を拝見していて、師弟の息の合った動きに感動を頂くと共に、何とも言えない感慨が湧いてきました。
入院の当初はたったの一秒も片足上げができなかったと理学療法士に伺いました。しばらくは、歩行時も点滴のキャスターバーにつかまってと不安定なご様子でしたが。
人知れず、ベットサイドで編み出されたという「一畳太極拳」の自主リハビリの成果もさることながら、私が一番すごいと思ったのは、お体の回復よりも何よりも、あの大変な時期も淡々となさっていたお姿です。
伝わってくる雰囲気に悲壮感や焦燥感が微塵もない!
何十年も積み上げてこられた太極拳を有る意味失われたというのに、、、
いやそれ以上に失われるかもしれない状況の中で、、、
ずっといつもの道長だったのが実は凄い事と思っています。むしろこちらの方が安心、安らぎを頂いていました。私自身、これは暗示としてこれからもあたためていきたいと思います。
表演会の感想に戻りますが、会場の全員が、この2ヶ月間のそれぞれの思いと重なって、一体になったひと時でもありました。
道長不在の中でもそれぞれの支部が一丸となって練習に励んできた、気迫のこもった表演にも何度も感動を頂きました!
試練を経て、「太極拳とは何か」と自身にも向き合う中で、今年の表演会はいつもと違った視点で拝見させて頂いてました。 怪我や病気を抱えている方の一生懸命な太極拳になぜか目が吸い寄せられていました。人生や心意気、気概を太極拳の中に自ら示して下さっている道長の姿にも重なり、これぞまさしく太極道交会の真骨頂!と、皆様のパワーを沢山分けて頂きました!!
ところで、養生を経てから道長の太極拳の印象が変わられたように思え、勝手に分析してみたのですが、体型がスリムになられた事もあり、中性的というか、女性的要素が加わったような、より繊細精妙、深さ、柔らかさが増した印象を受けました。
女性のはしくれとしては、外見上の距離が少し近づいた分、せめて外見上の功夫も近づけるのではないかと密かに期待しているのですが。。。
(実は、益々次元が遠ざかっていっている事実に気がついていない?)
今後共、御指導を末永く宜しくお願いします。