太極接心に参加して A.T

5月3日から二泊三日で太極接心が天城一燈禅林で行われました。

指導員 A.T さんが、感想文を寄せてくださいました。

 

 

太極接心に参加して                     A・T

大変お世話になりました。有難うございました。有意義な3日間となりました。
感想文としては、講義の定歩24式に絞ってみたいと思います。
先生が行ずる定歩は、いつも想像が掻き立てられます。太極拳で在るのに、そうでは無い、そうでは無いのに、太極拳である。「在るようで無い、無いようで在る」世界。以前も祈りとか、お経とかの感じを受けましたが、今回は何なのか、「腰は両輪の如く」というテーマの表演でした。先生の力量ですから、それは当然実現されていますが、それを超えたもの、何かを感じたいと思っていました。
禅僧としての「対象に成りきる」動きは、だからこそ個人個人に各人各様、いろいろな感覚が生まれる。のではないのか、と思います。
柔らかい円のつながりを、思いめぐらせているうちに、沖縄民謡の舞うような踊りに思い至りました。大分以前になりますが、TVで沖縄民謡の特番を放映した時、女性の踊り(素晴らしい踊り手でしたが)に、空手の型を隠して舞にしたものがあり、映像の操作でしたが、男性が打ち掛かるのを、舞いながら見事に外し、投げていました。その間全く踊りを止めていませんでした。
いわゆる、普通の太極拳ですと、頭から武術を前提に考え、やれ内気がどうの、発勁がどうのという考えに傾きがちですが、歩法を使わないことで、逆に広がりを感じる太極拳になる。これは私としては、新しい気づきでした。
感想を書きましたが、拙文で、本当はもっと深い感じがしておりますが、文章化出来ません。
これからも先生の健康第一、無理のない形で我々をご指導ください。