2015年度年始会 能忍寺 感想文 高倉さん

その日 2015年1月10日、太極道交会の年始会に集った人々は

館山 能忍寺の一段と小高い場所にいた

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ここは将来 樹木葬予定地とも考えられているというまさに絶景の地

眼下には布良の海岸から続く太平洋の大海原がまったりとうねり

風もなく穏やかなこの日

真冬の澄んだ青空が

悠か彼方に佇む富士山の雪の白さをもくっきりと浮かび上がらせていた

 

そして おう視線の先には伊豆半島とそれに続く島々が捉えることができたのだった

PIC_0028まさに好日

 

 

PIC_0026自然の舞台の整ったこの地で

岸壁に立つ山口先生と陳式太極拳混元24式を演舞する

 

それぞれの思いを込めて 深く ゆったりと

 

今ここに自分が存在することの不思議さにやや戸惑いながらも

次第に心は満たされて

 

無心に舞い

 

無上の幸福感に浸る

 

PIC_0029夕日が空を朱に染めながら 天城の山に静かに沈むゆくとき

私の心は大空に大きく羽ばたく鳥になる

そしてゆったりと天を舞う

ゆったりと

 

翌朝の本堂での朝課

精魂込めて打ち抜かれた大太鼓の音

共に唱和した般若心経の響きは

私の翼をさらに震わせる

 

PIC_0056しっかり生きているのか

太極拳の道に精進できているのかと問いかける

 

額を地につけ 深い祈りをささげる山口先生の想いが

PIC_0031大粒の涙となって 自らの心に降り注ぐ

 いつまでも

 いつまでも

 

鴨川支部 高倉不器子